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Kawasaki The Good Times

クランクケース Ⅱ

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クランクケース Ⅱ

前回、お宝クランクケースを発見したことをUPしましたが、ついでにもう一個。
お宝では有りませんが、もう一個変なケースが有るんですネ~。
 
さて、今回も何のクランクケースでしょうか?
ハ~イマークⅡで~す。 正解!!!!
しかし、何かへんですょね~。ダイナモカバーの先端に付いているのは? 
ジャ~ン 裏から見るとミッションが入るところが有りませーん。
  
オイルパン側から見るとこんな感じに成っています。。。寸足らず。
  
ケース、右後方
オイルゲージとブローバイキャップが見えます。
 
 左後方
ダイナモカバーには何やら怪しげなプーリーが、オイルキャップにはディップロットが付き先端が赤く塗られています。
 

普通Zではクラッチカバーに有るオイルゲージがこんな所に有ります。ゲージの右側にエンジンマウントが増設されています。???
さて、お解かりに成ったでしょうか
実はこれ。。。。。。。。
 
 
 
 
 
MKⅡのエンジンを利用した軽飛行機用のエンジンのケースなんです。
カワサキは昔、川崎航空機工業KKというブランドでバイクを作っていました。古くは
飛燕や屠竜を作っていたんです。戦後飛行機造りが出来なくなって、バイクやその他色々な物を作るようになったんですね~。
でも、カワサキには飛行機屋魂が残っていたんでしょうか? どうしても空を飛びたかったんでしょう。それが、このエンジンになったんでしょうか?(もう一つジェットスキー用の2サイクル2気筒を改造した300だったか400ccの飛行機エンジンも有りました)
さて、このエンジンなんですが、MKⅡ用のケースを切ったり、溶接をして作った物では無く、新規に鋳物鋳造から全部やり直しています。量産では無いため荒削りですが、結構なコストが掛かっていると思います。このエンジン元々は新品だったのですが、シリンダーから上は全てMKⅡに使ってしまいました。腰上、点火系、キャブなどはMK2と同じ物でした。ただ、クランクはパワー取り出しの用の一次ギアーが切っていないためバイクには使えませんでした。ダイナモカバーから出ているプーリーの先端にプロペラが付きます。MK2乗りの方、貴方のMK2も気合次第で空を飛びます。。。。。。
しかし、このエンジンが付いた飛行機に乗れと云われたら、おいらはチョッと。2010/11/27(土) 午前 0:09
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