ヒコーキ レストア ハヤブサの続きです。

胴体後部より前方、操縦席付近。シートが外されているため中央に操縦桿が見えます。左右のラックには外されていますが、無線機、バッテリー、酸素瓶などが積まれます。しかしこの肉抜きは圧巻ですね。
胴体後部、尾翼側 中央の孔が明いたステーは制動索のガイドプレートです。右側リブの間に丸い孔を塞いでありますが、これは機銃弾の弾痕を塞いだ痕だそうです。
エンジンカウリング。右上の穴が機銃の発射口です。左にシートとタイヤが見えます。
主脚オレオ。バイクでいえばフロントフォーク。さらに倒立、片持ち!何とカヤバ製。すでにこの時代にこんな物が有ったんですね~。でもブーツカバーはゴム製では無く皮を円く切った物を蛇腹状に縫い合わせた物でした。耐久性はゴムより良いかも?
キャノピー後部。一度全部分解して再組み立ての状態です。針状の物が刺さっているのはクレコというリベットです。外板を留める時などもこれを使います。後ろ側の棚には外された部品が並んでいます。
ヒコーキのレストアは如何だったですか、少しは息抜きになりましたでしょうか?
一度はこんなのをレストアしてみたいですが、今からだと死ぬまでに完成しないと思います。
*この機体はその後オリジナルのエンジンを搭載し飛行可能な状態までレストアされたそうです。
次回もまたヒコーキ ネタを掲載します。2010/5/19(水) 午前 1:50